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ルービックキューブと緊張状態でのパフォーマンス

 
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sampo

スピードキューブをしていて誰もがぶち当たる問題の一つが大会など緊張する場面で実力を出し切ることではないでしょうか。ひたすら練習すればいいという考えも出来ますが闇雲に取り込んでいても改善は期待できません。ここぞという場面で実力を出し切るために具体的に何が必要なのか考えてみます。

やれることは二つ

まずは本番と練習のパフォーマンスにどんな関係があるか考えてみます。練習はプレッシャーフリーな環境だとして、本番ではメンタルの能力次第で練習通りの能力を発揮できるか決まると考えられるのではないでしょうか。

(本番のパフォーマンス)=(練習のパフォーマンス)*(メンタル) ※ 0<(メンタル)<1

だとすると(本番のパフォーマンス)を増すために出来ることは二つあります。

  1. メンタル強化:本番と練習のパフォーマンスの差を小さくする
  2. 実力強化:練習でのパフォーマンス自体を改善して本番のタイムを底上げする

メンタル強化、実力強化それぞれについて出来ることを考えてみましょう。

メンタル強化

メンタルを強化しようにもそもそもメンタルが強いとはどのようなことなのでしょうか。個人的には、自分の緊張状態を正しく認知して、必要に応じてコントロールできることがメンタルの能力が優れているということだと思います。

リラックスして緊張が小さすぎれば力を発揮できないのは当然として、逆に緊張が大きければ大きいほど発揮できる能力が大きくなるわけではありません。最高のパフォーマンスを発揮するには緊張が大きすぎず小さすぎずちょうどいい塩梅に調整されていなければいけません。

自分の場合はよほど体調が悪い時でもない限りは緊張不足と感じることはありません。他の人でも緊張し過ぎで失敗することの方が多いのではないでしょうか。どうしたら緊張し過ぎている時に力を発揮できるでしょうか。

緊張を耐えるのではなく、感じないようにする

世の中にはスピードキューブ以外にも緊張を強いられるスポーツはたくさんあります。僕が経験した某打撃系格闘技もその一つでした。

特に試合直前の練習は非常に過酷で、練習が始まる前は道場がしんと静かになります。これから死ぬほどきついことをするのに話す人はいないからです。そして始まるきつい練習の中では参加している人の精神状態が外からでもわかるようになります。この人はもう気持ちが折れているとか、あの人はこの状況でもまだ強くなることを見据えて更に自分を追い込む気があるといった感じです。

結局僕は格闘技では大成しませんでしたが、色んな人を見てきてどんな人が精神的に強いのかは少しわかるようになりました。精神的に強い人はそもそも緊張を耐えたりしないのです。同じ環境を与えられても人よりも感じる緊張が少ないんです。あのクソきつい練習の中で「よっしゃ、やるぞ~」とか笑っている人もいました。

キューブでも似たようなことを経験することがあります。個人的にはao5(5回の平均)を計測するとき、途中まで好タイムが続き、そのままao5の好タイムを出せる時は緊張を感じていない時が多いです。逆にいいタイムが出ていることがプレッシャーになって失敗するときは、必死に緊張を耐えている時ばかりです。

必要以上に緊張していると気付いたときは、耐えるのではなく感じないように努力しましょう。(それが難しいのですが)

緊張を感じなくなるためには

結局のところ、緊張を感じなくなるためにはその環境に慣れるしかありません。大会に積極的に参加するのはもちろん、それ以外にも本番と言える場面は自分で作れるはずです。僕の場合はtribox contestやまコンなど、オンラインコンテストに参加したり、毎日自分でao5の記録を3回計測しています。

努力しているからと言って大会で確実にいいタイムを出せるわけではありませんが毎日続けることで、自分の精神状態に対して敏感になってきましたし、失敗してから立て直したり、計測中にうまく緊張をコントロールする経験を積むことはプラスになっているはずです。

実力強化

メンタル強化に対して、実力強化はある意味確実な方法です。いくらメンタルを強化していってもどんな状況でも変わらず能力を発揮するのは不可能な一方で、実力自体が伸びてこればどんなに調子が悪くても最低限出せるタイムは上がってくるはずです。

とはいえ、実力強化なんて普通に競技に取り組んでいくうえで当たり前のことで、ここで語るには大きすぎるテーマです。本番の緊張する場面で力を発揮するという文脈で言うことがあるとすれば、練習ではできているけど、本番で出来ていないことはそもそも身についていないということだと思います。

本番で犯したミスをメンタルからくるものだと決めつけずに、確かな技術にするために改善を加えていく姿勢を持つことが非常に重要ではないでしょうか。

最後に

この記事に書いたことは超当たり前のことだと思います。言われなくてもわかっているという人もたくさんいるでしょう。しかし基本的なことを徹底するのが一番大事で難しいことなのです。

上級者だったとしても自分に今必要なのはメンタル強化なのか、実力強化なのか考えて、必要なことに取り組んでいかないと成長はないでしょう。僕の実力はまだまだですが、これから上級者に近づいていくにつれて奢ることなく上級者にふさわしい取り組む姿勢も身につけていきたいものです。

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