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回転技術を相対的に向上させる「sub12への道」(3)

2019/01/22
 
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sampo

この一週間は回転の技術を向上してミスを減らすことに取り組んでいました。即効性のある回転技術向上の方法が見つかり単発ではフルステップでsub10する記録も出ました。どんな方法なのか、考え方も合わせて紹介していきます。

EOとスロット別F2L「sub12への道」(1)(1~7日目)

フィンガートリック沼「sub12への道」(2)(8~15日目)

記録分析

まずは最近一週間(sub12への道16~23日目)のao5の記録を過去の記録と比較してみます。

先週(8~15日目)と比較すると16~17秒台の割合が減少し、14~15秒台の割合が増えた上に13秒台も記録しました。確かに改善していると言えそうですが、日本大会に向けた練習の64~70日目と比べると安定感に劣ります。

主観的な印象でも好調時と比べてタイムにムラがあると感じていましたが、このao5の記録を見るとその感覚は間違っていなかったようです。

タイムの不安定さの原因とそれを解消するための練習内容を見ていきます。

タイムの不安定さの原因 回転技術不足

この一週間はマニアックなフィンガートリックを導入などはせずに、ひたすらPLLの指使い改善とソルブを続けていました。PLLの改善は日本大会でジャッジを務められたO村さんからのアドバイスでもあります。(参考:スピードキューブ日本大会2018参加レポート

日本大会直前と比べて悪いタイムも出ているのはPLLの手順が変化していることも無関係ではないでしょう。PLLの指使いを新しくすることで一時的にタイムが落ちるのは悲観する必要はありません。復習やソルブで反復回数が増えていくことで自然と解決できる問題です。

その一方で、単純な回転ミス(意図していない面を回してしまう、途中で引っかかってしまう等)も目立っていることに気づきました。これは意識的に取り組んで解決しなければいけません。

回転技術向上が必要

キューブを回転させる技術を向上させることは現在のボトルネック解消だけでなく、長い目で見てもレベルアップのために非常に重要な要素のはずです。毎日の練習の積み重ねや丁寧に回すことも大切でしょうが、回転技術向上のためのもっと具体的な方法はないのでしょうか。

回転技術を相対的に向上

回転の技術を一朝一夕で伸ばすことは難しいですが、同じ技術のままでも回しやすい状態を作り出すことで回転の技術を相対的に向上させることが出来るのではないかと考えました。コンタクトスポーツでは大柄でフィジカルに優れた選手に小柄な選手が勝つためにポジショニングやフットワークを磨くことでフィジカルを相対的に改善して戦うことがありますがそれと同じです。

ではどうしたら回しやすい状態を作り出せるでしょうか。そのためには、指の先端に近い部分で、出来るだけキューブの中心から離れた部分を回すことが必要だと考えます。

末端ほど器用

人間の身体は末端に近づくほど器用に動かせるようになっています。四肢の筋肉は自在に動かせるのに対して体幹部では腸腰筋(股関節の屈曲に働く最大の筋肉)のような大きな筋肉でもどこにあるのか意識することも難しいでしょう。

手に限って言っても、手首に近い部分のよりも指先に近い部分は繊細な動きが可能でそれだけ神経が発達しているはずです。海外ドラマのプリズンブレイクでは爪と指の間に針を挿入する拷問で大柄な黒人男性が悶絶する描写がありました。

キューブを回す際も出来るだけ指先に近い部分で握ることで精度の高い回転が可能になると考えられます。初心者は手のひら全体でキューブを握るのに対して、経験者はつまむように握ることを考えても意識的に取り組むことで効果が期待できるのではないでしょうか。

キューブの出来るだけ中心から離れた部分を回す

キューブの出来るだけ中心から離れた部分を回すことも回しさに貢献します。

単純にてこの原理で軽い力で回せるだけでなく、中心から離れる分だけストロークが長くなるので微妙な回転の調整も簡単になります。更に、ある面を回転させている時に他の指が干渉する回転ミスを減らすことも出来ます。Aパームで使うD面のダブルトリガーで特に効果がありました。

PLL改善以外に日本大会でO村さんにいただいたアドバイスに「コンパクトに回す」というのがありましたが、それともつながる部分がありそうです。

単発フルステップsub10!

上で紹介したことを導入した結果、早くも単発フルステップでsub10を含む好記録が連発し、ao5も自己ベスト(13.29)も超えました。(連続でソルブする中での記録だったのでPBとはしません。)

常にこのレベルのタイムが出るようになったわけではありませんが、PLLの新しい手順が定着して回転技術を向上させるための握り方の変化に慣れてこれば更なる好記録を狙えることが確信できました。この調子で練習を続けていきます!

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