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普通科高校の劣等生から英検一級合格までの学習遍歴【3/3】

 
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紆余曲折ありましたがやっと留学編です。

普通科高校の劣等生から英検一級合格までの学習遍歴【2/3】

普通科高校の劣等生から英検一級合格までの学習遍歴【1/3】

留学編

ついに留学。留学先はオーストラリアのアデレード大学です。G8というオーストラリアの大学のグループの一つで結構有名だそうです。

留学前に音読の重要性に気づいた僕は速単必修編やCNN English Expressを教材として音読を繰り返していました。因みにこのCNN English Express、速単のように英文に対応する日本語訳と、二種類の速度の音声のCDがついている超おすすめ教材です。使われている英文はCNNニュースのもので速単に物足りなくなった人でも満足できると思います。

トラブルの連続

これまで努力してきた自信と期待を胸にオーストラリアへ飛び立ちましたが、初っ端からトラブルの連続でした。

空港編

オーストラリアへはシンガポールのチャンギ空港を中継して行きました。このチャンギ空港の荷物検査でひと悶着ありました。出国する時には問題なかったキーホルダーが検査に引っかかたのです。キーホルダーは沖縄で購入したもので、米軍が使用した後のライフルの空の薬莢に弾頭を付けたものでした。もちろん発砲なんて出来ないのですが、相当まずかったらしく次同じ程度の違反があれば逮捕するという文書を渡されました笑

そこでの英語のやりとりで面白かったのが、YesとNoの使い分けです。英語を勉強している人なら良くご存じだと思いますが、日本語と違って英語では質問の形に関わらず返答の内容によってYesかNoで答えるかが決まります。

職「このキーホルダーは沖縄で買ったんだな?(英語)」

僕「はい(Yes)、そうです。」

職「銃弾の形をしているが危険ではないのか?」

僕「はい(Yes)、大丈夫です。」※「はい、危険です。」という意味になる

職「Yesだと!本当か!」

僕「あっ、No、大丈夫です!」

職「どっちなんだ!(怒)」

というやり取りを2~3回繰り返して、危うくテロリストと間違えられるところでした。知識としてはもちろん答え方は知っていたのですが、緊張する場面だとどうしても日本語の習慣に引っ張られます……異国で逮捕されそうになりながらめっちゃ怖い顔で”Yes or No?”って聞かれる怖さを想像してみてくださいよ。

サバイバルのはじまり

シンガポールで逮捕されそうになりながらもなんとかオーストラリアへは来ることが出来ました。しかしまだまだ困難は続きます。

実は、留学中に滞在するつもりで申し込んだ学生寮と連絡が取れなくなっていたのに、何とかなるだろとそのままオーストラリアへ来てしまっていたのです。

時期的に留学に来る学生も多いため空港は迎えに来たホストファミリーなどで賑わっていました。一応僕も申し込んだ寮の人が来ていないか見てみましたがいるはずもありません。その辺にいたタクシーを拾ってとりあえず寮周辺に向かいます。

怪しいタクシー

タクシーに乗りこみ道中、ふと車内にあったドライバーの免許?みたいなのを見るととっくに更新期限が切れています。大丈夫かよと思いましたがここは海外、何がきっかけでぶっ殺されるかわかりません。見なかったことにしました。

タクシーは大学周辺に到着し、なぜかドライバーなのに寮の場所がわからないオッサンと通行人に道を聞いたりしました。町中を探してやっと寮について料金を払いましたがクソ法外でした。初めからこれが目的だったのかもしれません。

部屋がない!

寮についても一安心とはいきません。そもそも僕の部屋があるかどうかわからないのです……

寮は休日で職員が出払っていましたが、偶然見つかったマッチョなお兄さんに事情を説明して何とかならないか相談します。それは大変だと電話で呼んでもらった職員のお姉さんに部屋は空きがない事と他の寮を探すのを手伝ってくれるとの説明を受けました。(本当に申し訳ない……)

留学シーズンでどこも空きがない中何とか入れる寮を見つけましたが、その寮も一週間後からしか入れないことがわかりました。入れるまでの一週間は大学付属の病院で過ごすことになりました。この話をするとみんなに驚かれますが、この大学では病院に泊まりながら寮を探すのは割と一般的なようで安ホテル程度の部屋はありました。

その日の夜、冷たいシャワーを浴びながらほんの数十時間前まで日本にいたことが信じられない気持ちでこれからオーストラリアで一年間過ごすことが途方もなく思えたことを今でも覚えています。

それでも何とかなった

初日は散々でしたが、何とかなりました。それも全部ちゃんと勉強してきたおかげだと今でも思います。上のトラブルを全部英語でやりとりして切り抜けたわけですから結構喋れていました。こんなトラブルに見舞われなかったとしても日本で英語で勉強するのに必要な力くらいは身につけてから留学に行くことをお勧めします。

(参考:英検一級合格者が「語学留学は不要」と言い切る理由

大学生活

オーストラリアへ来るだけで散々な目に遭いましたが、大学が始まれば日本と同じように忙しい毎日です。

ネイティブの学生と一緒に授業を受け、日本の大学とは比較にならない量の課題に毎日追われます。プレゼンやエッセイの評価は非常にシビアで論文を読んできちんと根拠のある主張がなければいけません。(当たり前ですが、僕の日本の大学はかなりいい加減でした。)期限が近づくと更に忙しくなったことを覚えています。ジムにも通い身体を鍛え、深夜になってやっと自分の英語の勉強をする時間が持てます。

英語の勉強方法

その頃の英語の勉強方法は寮で知り合った中国人の友人に非常に大きな影響を受けました。彼はノンネイティブとしては非常に優れた英語力を持っていてどんな勉強をしてきたのか聞くと、とにかく簡単な英語を繰り返し音読したとのことでした。これは僕が留学前に衝撃を受け勉強方法を大きく変えるきっかけになった「英語の話しかた」で紹介されていた方法そのものでした。成功例を実際に見ることで自信をもって勉強することが出来たことが幸いでした。留学中は常に自分の英語の至らなさを思い知らされるので勉強方法に自信を持つことは非常に難しいのです。

簡単な英語で構文の知識を内在化させることと、ある程度難しい語彙に慣れることを考え勉強方法は速読速聴・英単語 Advanced 1100の音読30分、その後VOAで興味のある記事を音読30分を繰り返しました。これだけでしたが確実に力がついていくことを実感しました。深夜2~3時から音読することもありましたが効果を実感していたので続けることが出来ました。

途中からは毎日英語で日記をつけることもしていました。iPhoneのメモ帳で、画面ワンスクロール分書くことにして続けていました。音読で構文を操る能力は鍛えていましたが、構文に肉付けする単語やコロケーションも鍛える必要があると感じたのです。

帰国

留学中はやると決めたことを愚直に最後までやり遂げ大きな達成感がありました。その一方で、留学という大きな存在がなくなったことで以前のようなイカれたモチベーションもなくなってしまいました。取りあえず受験したTOEICでは930点を取れましたが、その後受験した英検一級は惜しくも不合格でした。

これはまずいと留学時代の勉強方法をやったりやらなかったり、英検1級でる順パス単でボキャブラリードーピングしたりで結局合格出来たものの中途半端な取り組みで結果だけ出てしまうマイナスな合格の仕方だったなと思いました。

それからの大学生活は更に適当でした。留学は終わり、英検には合格出来てしまったし特にもっと上を目指そうとも思えず惰性で過ごす日々です。この頃の後悔から英語はあくまでも情報伝達のための手段であり、勉強するのは結構だけどその先に何をしたいのか考えるべきだと思うようになりました。資格に関しても大切なのは肩書ではなくそのあと何を成したかです。英語資格マウントバトルは何も生み出しません。

その一方で、まぎれもない普通科高校の劣等生だった僕がここまで来れたのは英語のおかげでもあります。英語学習を通して大きく成長させてもらったと思います。英語を勉強する人には余計なことに惑わされずに、英語から多くを得て人生を豊かにして欲しいと願います。

おわり。

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