練習量がものを言う「sub12への道」(15)

先週、基本的な技術がまだまだ身についていないことを痛感し、今週は練習量を劇的に増やしたところプラトーをやぶり一気にタイムを伸ばすことが出来ました。
過去三回↓
デュアルクロス、COLL高等技術導入の壁「sub12への道」(12)(79~85日目)
集中力は維持できなくて当たり前。必要なときに高いパフォーマンスを発揮するために……「sub12への道」(13)(86~92日目)
圧倒的基本技術の差「sub12への道」(14)(93~99日目)
記録(ao5)
まずは過去三週間の記録の変化を見ます。
過去の記録一覧:記録保管庫
ついに一か月ほど続いたプラトーをやぶりブレイクスルーを迎えられました。15秒台の記録は僅か一回まで減り、sub14の記録が61.9%まで増えました。12秒台が記録も出始めたこともいい傾向です。
狂ったように練習した一週間
先週の東海スピードキュービングレクチャー会で、基本的な技術の未熟さを痛感し練習量を増やすことを決意した僕ですが、ここ一週間毎日300ソルブしていました。300ソルブするのにはおよそ3時間かかりますから練習量としては多い方なのではないでしょうか。練習量を増やしただけの成長をすることが出来たと感じています。
練習量を増やしてまず感じたのは、F2Lの先読みとつながりが大きく向上したことです。うまくいくときは単発で10~11秒台が出ることも少なくありません。もちろん、各パターンの判断や動作の無意識化も改善しました。練習が進歩につながることを感じることで普段流していたソルブも真剣に取り組むようになって量だけでなく質も向上していくのを感じました。
自分が練習量を増やして大きな進歩を感じることで、速い人でたくさん練習してない人はいないと確信することが出来ました。練習しているのに速くならないと感じているなら、手順など知識面で欠けている部分がある可能性もありますが、量が足りないことも疑いましょう。最終的にはスピードや反応、判断は反復でしか向上していかないのです。
とはいえ、僕も元々の練習量で充分どころか結構やっていると思っていました。練習量を増やすには自分の練習量が足りないと気付くことや、そうすることで伸びていくと確信することが重要ではないでしょうか。
関西大会まであと10日。
このブログを書いている時点で関西大会まであと10日になりました。ずいぶん先のことに思えているものも必ずその日がやってきます。一日300ソルブ、生活に負担がかかるレベルの練習量ですが大会直前ならそこまで続けるしかありません。
期待してくれる人に大会での活躍を見せられるように頑張ります!