Obsession beats dedication.

老人を無視して意見を貫くべき時。自分が老人になった時は……

2018/12/18
 
この記事を書いている人 - WRITER -
sampo

若いひとが年長者の反対で意見を変えることを強制されることは珍しくありません。人生経験豊富な人物の考えを尊重することも大切ですが、年齢の違いだけのために正しいことを貫けないのはたまったものではありません。

どんな時に年長者の考えを参考にするべきか、あるいは自分の判断を信じるべきか、そして自分が老いたときにどんな考え方を身につけるべきか考えていきます。

常識はどんどん古くなっていく

世の中の常識は完璧になることはないので常にアップデートされていきます。各個人も現在の常識が本当に合理的か都度判断してアップデートしていかないと老害として迷惑な存在になってしまいます。

「おばあちゃんの知恵袋」なんて言葉もありますが、古くからある知識や科学的根拠がまだなくても経験則から得られた知識に価値がある場合もあるでしょう。

ですが知識や情報の新しさと正確かどうかは関係がありません。古くから残っているものは単に価値ある知識は現在まで淘汰されていない、特異な経験則は十分なサンプルがないため科学が追い付いていないにすぎません。

たとえ今まで常識とされていたことでも明日には覆されるかもしれません。新しい知識を取り入れることだけでなく既存の知識のアップデートは非常に重要です。

老人の意見を聞いてはいけない場面

もちろん老人だから全ての人が考えを新しくする態度に欠けていると言うつもりはありません。しかし知識を常にアップデートして学び続けることは簡単ではありませんし、年齢を重ねるほど知的好奇心を保つこと、慣れ親しんだ考え方のパターンを捨てることがより難しくなるのもまた事実です。

年齢を重ねるにつれて蓄積された知識の総量が増える一方で、知識をアップデートするスピードは落ちていきます。時代に影響されない普遍的な知識以外は、遅かれ早かれ時代の変化によって必ず陳腐化します。

自分よりも年齢の高い人の意見を聞く時は、まずそれが普遍的なことなのか時代によって変化することなのか、そして後者なら時代にマッチしているか慎重に判断して参考にすることが合理的ではないでしょうか。

もし老人が年齢だけを根拠に自分の判断が優れていると考え、若者の判断に干渉するなら聞く耳を持つ必要はないはずです。

盛者必衰の理、自分もいつか老人になる。

決して年齢だけを根拠に人の意見を真に受けてはいけませんが、それは自分が誰かに意見を伝える時も同じです。若い時は「ジジババの言うことなんて聞いてもしかたねーよ」と言いながら、自分が高齢になったときは根拠もなく「年上の言うことは聞くものだ」なんて言っていたら目も当てられません。

本当に意見を求める価値のある年長者こそ、自分も例外なく老いるという事実を受け入れているはずです。漫画「ワールドトリガー」の登場人物の空閑遊真は父親に「親の言うことが正しいと思うな」と言われて育てられました。そんな言葉が言える人間になりたいものです。

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