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英検一級合格者が「語学留学は不要」と言い切る理由

2019/01/06
 
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sampo

日本では留学経験者といえばそれだけで尊敬を集めたりしますが、実は留学と言っても様々な種類があり、大別すると「正規留学」と「語学留学」の二つがあります。

多くの日本人が一念発起して行う留学は後者の「語学留学」ですが、「語学留学」は英語学習の方法として不要である理由を、自身の留学経験も織り交ぜながら英検一級合格者の視点から説明していきます。

正規留学と語学留学は別物

一口に留学と言っても、正規留学と語学留学は全くの別物です。正規留学では海外の教育機関で現地の学生と同じように教育を受け、語学留学では現地の語学学校で勉強します。

「正規留学は”英語で”勉強する」「語学留学は”英語を”勉強する」ということです。

このために様々な違いが生まれます。

語学学校と大学の関係

海外の多くの大学では語学学校が設置されていますが、その目的は基本的にその大学の教育を受けるための英語力が足りない学生が必要な英語力を身につける場の提供です。

ここで重要なのが、大学によって基準は様々ですが語学学校で勉強する英語は本来、自国で身につけられるレベルだということです。直接大学のコースに通う学生はいくらでもいます。

語学学校の授業だけ受けて帰国するのは、勉強の準備をしただけで帰って来るのと変わりません。留学の一番オイシイところを経験せずに日本でも出来る勉強を海外までいってまでするのはコスパ的に最悪です。

一緒に勉強する学生の英語レベル

語学学校で日本人に会う?

もちろん机を並べる学生の英語レベルも全く違います。語学学校に通うのは大学の授業を受けるには英語力が足りない学生たちです。留学すれば英語を強制的に使わざるを得ない環境になると思っていたら、実際には同じ英語レベルの日本人や他の国の学生と過ごす日々ということも珍しくありません。

高い志を持っていれば、環境に関わらず英語だけを使って生活することも出来るかもしれませんが、周りの学生も同じような志を持っているとは限りません。本当に志高く学ぶ学生は大学にいるはずです

過酷な正規留学

それに対して、正規留学では英語なんて出来て当たり前という環境です。講義はネイティブのスピードで進み、ディスカッション、プレゼンテーションも行われます。英語が出来なくても基本的にはフォローなんてありません。優しい人は語学学校から通い直すように言ってくれるかもしれません。

交友関係だって楽ではありません。現地の学生たちからしてみれば、英語が苦手な日本人と仲良くする理由なんてありません。友達になりたかったら最低限英語が出来るだけでなく、それ以外に尊敬を獲得できる”何か”が必要です。

自分が留学した時も、明らかに英語が出来ないことが理由でプレゼンテーションのメンバーに入れることを拒まれたことがありました。それでも構わず仲間にしてくれた学生と必死に準備して、高い評価を得た時は大きな達成感があったものです。

交友関係に関しても、趣味のトレーニングをするためにジムに通っていても初めの内は英語が出来ない上に弱い日本人の相手なんて誰もしてくれません。必死にトレーニングの理論を勉強して身体が変わってくると自然と声をかけらることが増えました。こうした過程で英語力も鍛えられたことを覚えています。

 留学だけでは英語は伸びない

それでも留学すれば魔法のように英語が出来るようになると信じている人は現実を見るべきです。よく長期間外国にいるだけで英語が出来るようになると信じている人がいますが、一週間も滞在すればそんな神話は出鱈目だと気付くものです。

溺れていても泳げるようにはならないのと同じように、幼い子供以外は英語も意識的に勉強しなければ出来るようになりません。留学するために必死に英語を勉強して、留学中も更に勉強するから英語が伸びるのです。

自分が留学している間、色んな人を見ました。海外に行けば英語が出来るようになると信じて勉強してこなかった人、語学学校で日本人同士で馴れ合い一年後も進歩がない人、留学生よりも更に滞在が長いのに英語が出来ない人、皆努力して英語を身につけることから目を背けた人達でした。

その一方で、必死に努力して英語を身につけてきた人達は魅力的な人ばかりでした。言葉の壁を超えて交友関係を広げ、スポーツ、学問等、異なる文化から得られるものを楽しみつくしていました。そこには確かに努力した人にしか手に入らない幸せがありました。

自分の経験の範囲では収穫の多い留学をしている人達は例外なく正規留学でした。情報不足等でない限り、本気の人に語学留学の選択肢はないと思います。

それでも語学留学したい?

ここまで語学留学に対しては批判的な内容でしたが、英語が出来ないこと自体は恥ずかしい事ではありません。誰もが通る道です。ここで言いたいのはインターネットを利用すればいくらでも無料で英語を勉強出来るこの時代に、大枚を叩いてまで語学留学する価値がないということです。

留学するなら正規留学にこだわって必死に勉強しましょう。海外渡航経験が欲しいなら旅行として行きましょう。

セメスター単位の時間が取れず仕方なく語学留学を検討している人には以下のサイトで紹介されているような短期のコースもあります。

16 Short Term Study Abroad Programs for Your Busy Schedule

一人でも多くのこのブログを読んでくれた方が実り多い留学や勉強を経験出来ることを祈ります。

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