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EOとスロット別F2L「sub12への道」(1)

 
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sampo

先日の日本大会2018を終えて、ベストタイムは公式ao5/16.57、非公式ao5/13.29です。非公式ではsub14を達成しているため、次なる目標はsub12です。

日本大会に向けては二ヵ月強の準備期間しかなかったので、LL手順の改善とひたすらソルブする練習が中心でしたが、ここからはCFOPで最もタイムに影響するF2Lを改善していきます。

持ち替えを減らす

大会までは旧LBL時代に覚えた手順を使っていたため相当な数の手順を新しく暗記することを覚悟していましたが、AlgDb.netでF2Lのページを見ると一部入れ替えるべき手順はあるものの大半はそのまま流用できることがわかりました。

大量の手順を暗記する手間が省けた一方で、想像していたほどの大きな伸びしろはF2Lから期待できなくなってしまいました。何かしら改善点があるはずと自分なりに考えた結果、持ち替えを減らすことでスピードアップできるという結論が出ました。これが半分正解半分失敗でした。

自己流持ち替え対策

F2Lで持ち替えを減らすにはどうしたら良いか。自己流の考えで二つの方法が頭に浮かびました。

  1. 持ち替え無しで回せる面を増やす(フィンガートリックを使う)
  2. d系の回転(下層二段回し)を使う。

1.に関しては、一般的にF2LではRUやLUのみで回せる手順が好まれますが、フィンガートリックを用いてFUも同じように回せれば、

y L’ U’ L → F’ U’ F

と持ち替えを減らしてタイムが縮められるのではないかと考えました。

2.に関しては、Uと持ち替えを両方が必要な場面に対応出来たり、U面は回さなくてもスロットの位置を変えるだけで持ち替えをなくせるのではないかと考えました。

これらの方法でF2Lの持ち替えをなくすことを目指して持ち替え禁止でソルブすることにしました。

失敗

結果から言って、持ち替え禁止は失敗でした。

FUで無理にフィンガートリックを使って回すことが連続するときは持ち替えてしまった方が速くなるケースが多く、d系の回転はRLと続けて回すのが非常に難しくかえって遅くなるばかりでした。

また持ち替えを禁止してしまったことで判断が複雑になったうえに過剰に神経質になってF2L以外の部分にも悪影響が出て20秒台前後のタイムを連発しました。

EO、スロット別F2L手順

自分の試みは全く機能していない一方で、持ち替えを減らせばタイムが伸びるという考え自体は間違っていないように思えます。どうしたものかと考えていると、見かねた他のキューバーの方からツイッターでアドバイスを頂きました。

スロット位置毎に手順を覚える

持ち替えを禁止するのではなく、スロット毎に手順を覚えた結果持ち替えが減る状態を目指すべきと教わりました。

調べてみると、CubeSkillsのF2L Algorithms (Different slot positions)ではスロット毎の手順が紹介されています。AlgDb.netの手順は確かにほぼカバーできていましたが右手前のスロットのみでした。

EO

更に、エッジを以下の二種類に判別するEOという考え方も知りました。

  • oriented: URLDの回転のみでスロットイン可能
  • mis-oriented: URLDの回転のみではスロットイン不可能(FBも必要)

CubeSkillsでも解説されています。

素早く判別できれば、エッジを見るだけで持ち替えの必要なスロットかどうかわかります。持ち替えの必要ないものから優先的に処理したりスロットインの過程で他のエッジの状態をコントロール出来れば持ち替えを減らすことにもつながります。

持ち替え禁止はやめにして、EOで持ち替え無しでスロットイン出来るか判断し、スロット位置毎に覚えつつある手順を使いながらソルブする練習に移行しました。

反省

今回は最終的に正しい方向に進むことが出来たようですが、自己流で練習を進めることの危険性を痛感しました。自分が思いつくようなことは大体先人たちも思いついていることばかりです。何か独創的な方法を取るよりも、まずは世に出ている方法を詳しく調べるべきでした。

しかし、反省する一方で収穫もありました。CubeSkillsで紹介されているようなスロットの位置毎の手順でもIT化とスロットインの間に持ち替えをはさむ場合もあります。

3手程度の手軽なものなら自分が考えたようにFU面をフィンガートリックで回すのも悪くないかもしれません。Example Solveを見たり他のキューバーの方にも相談してみて問題なさそうなら導入してみてもよいかもしれません。

タイム

 最後にsub12に向けた練習1~7日目までの一秒刻みのタイム割合です。

平均を測る時は、持ち替え禁止も多少緩和していたのでそこまで悪くないようにも見えますが、やはり大会直前の好調だったころと比較するとタイムを落としているようです。

スロット毎のF2Lの手順やEOの判断を身につけてタイム向上を狙っていきます。

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